デザイン住宅や狭小住宅の願いを『信頼の技術』を用いて注文住宅・大規模リフォームで叶えます。

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築44年マンションリノベーション施工事例

大阪市東淀川区上新庄駅前のデザイン工務店、株式会社トラストスキルです。

この物件は、お施主さまが建築士さんで図面をお持ち込みでご依頼を承りました!

かなり思いを練り、作りこんでこられた図面で、技術を求められるお仕事はWAKUWAKUが

止まらないトラストスキル!お施主さまのイメージや想いを汲み取り形にしていく

大変楽しいお仕事でした^^

先ずはBeforeから

築44年マンション

ここからリノベーションでリーボーンした画像です♬

キッチンは製作キッチン

ピットリビング
リビング壁はプロジェクターを映し出します
スタディースペース
奥様の趣味の作業スペース
ホワイトアッシュの可愛い手摺

お客様と、何度もお打ち合わせをさせて頂き、小さな工務店の強みでもある

とことん妥協無く共に「創る」を体現することができた物件でした。

お客様(建築士さん)のコンセプトもご紹介させて頂きます。

今回の設計で意識したのは3点。

❶全体構成
「光、風、声、匂いが、どこに居ても存在感の感じられる家」
壁と扉でしっかり区切られているのは風呂とトイレのみ。その他の空間は寝室のボックスとそれを囲むようにL字のラワン壁で構成した。
L字のラワン壁と寝室の間は廊下件書斎スペース。門型のレイヤーが重なる事で緩やかに空間を区切っている。
寝室のボックスは上部まで壁を作らず、ほんのり光が漏れるようにした。また、寝室にガラリを設ける事で、洋室とリビングの窓を開けると家中に風が通る。遮らない事で緩くつながり、程よく距離が取れる。どこに居ても家族のお互いの生活が感じられる家にしたかった。

❷主な部屋の説明
「家の中にいろんな居場所を創る」
壁で仕切らない、緩くつながる空間に、天井高さ、床高さを変化させる事によって様々な居場所を創る事を意識した。フリースペース、ダイニング、リビング、書斎、寝室、土間、洋室まで、全てのスペースにおいて、椅子や段差に腰掛けることの出来るよう計画した。気分によって、或は、人によって、好きな場所で居座れる空間を創った。
ex.リビングは人が集まれるようダウンフロアとし、皆で腰掛けて集まるので天井も現しとし高さもある広く感じられる空間とした。ダイニングは天井高さを低く、床高さを上げご飯を食べる空間として、手元に集中できるよう空間を絞った。フリースペースは目の前の桜並木の浄水場、開けた淀川、遠くに見える梅田の夜景をゆっくりと楽しめる空間。洋室は安定した光で読書やトレーニング等静かに趣味を楽しむ空間とした。

❸暮らし方について
「作りすぎない事で生活によって変化する見せる収納」
生活スタイルは年齢、家族の増減、流行り廃り、趣味も変化する。お気に入りを飾るように見せて収納する事で、日々のモチベーションも上がり、部屋の雰囲気が変わる。そんな楽しめる家にしたかった。
昨今、隠す収納が流行っているが、敢えて、見せる収納は物とする事で、要らない物、使わなくなった物は直ぐに捨てて、常にお気に入りに囲まれた、身軽に暮らしていく生活を描いた。今の必要要件や、面積で扉付きの見せない収納をビシッと設計するのでなく、見せる棚、余裕のある棚を作る事、つまり作りすぎない事で、将来の生活の変化に対応できる設計を意識した。